歌うことが好き。踊ることが好き。料理を作るのも食べるのも好き。 松浦理恵official blog
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おいしいもの
先日、お友達が来たときにご飯を出しました。
といっても、特別な料理を準備したわけでもなく、お家にある食材で簡単なものを。。。
夜遅い時間だったので、野菜たっぷりのスープやアボカドとねぎを使ったサラダなどを玄米ごはんと一緒に食べてもらいました。
お友達は「おいしいおいしい」と言って食べてくれました。
そして「またご飯食べに行くね」とメールをもらいました。
特別手の込んだものでなくても、ちょっとした工夫で「おいしい」と思ってもらえるごはんは作れると思うのです。
私がお友達にごはんを作ったときに心掛けたこと。
「食べてもらいたい」と思って作ったものである。
食材をきちんと生かす。
(調味料は塩・胡椒・ハーブなどを使い、余分なものは入れない)
料理を入れる器や盛り付けにもひと工夫。
料理が好きな方はきっと経験しているはず。
今日は、私が考える“おいしいもの”の作り方についてお話したいと思います。
私の実家は7人家族でした。
農業を営んでいたので、朝昼晩の食事は、必ず家族一緒に食卓を囲んで食べます。
一度に作る量も多いので、準備や片付けにもひと手間です。
そんな母は手早で料理上手。
家族の健康を気遣い、また、毎日採れる旬の野菜をいかに飽きないで食べてもらえるかを考え出すのが得意な料理大好き人間でもあります。
子供の頃から、母が台所に立つ側にくっつき、助手役をしていた私。
例えば、およごしを作るとき、母がフライパンで炒ったごまを大きな陶器のすり鉢に入れてから、ごりごりとする役。
おすしを作るときは、大きな飯台にアツアツご飯をあけ合わせ酢を回し入れたあとに、うちわであおぐ役。
そしていつも味見役をするのが私でした。
そんな母の背中を見ながら、料理とは、誰のために、何のために作るのか、ということを教わりました。
【母から学んだ料理の心得】
一、料理は愛情である
一、料理は気である
一、旬の食材を生かす
一、料理は工夫である
一、経験なしでは上手くは作れない
一、五感で料理をする
一、料理は愛情である
私はいつの間にか、台所を任されるようになっていました。
子供ながらに、家族の皆が喜んで食べてくれることを思い、一生懸命作りました。
審査員は6人いましたからね。相当鍛えられました。
味が薄かったり濃かったり、硬かったり焦げてたり。
それでも皆、文句を言いながらも笑顔で食べてくれました。
母はいつも口癖のように「自分で作ってみないと上手くなれないからね」とやさしく教えてくれました。
一、料理は気である
食材には、もともと気が宿っていますが、調理をする過程でも、気を加えることが出来ます。
幼い頃は病弱だった私。食欲がなく寝込んでいる私のために母が作ってくれるお粥やおにぎりには、ものすごいパワーを感じたものです。私のおでこに母のぬか臭いひんやりした手が触れたとき、それだけで安心感が生まれ、熱が不思議と収まっていったものでした。母の気が伝わるのでしょうか。
料理は、食べる人へ作り手の気持ちが伝わります。食べてもらう人のことを思って作ると、あなたの料理にはきっと気が入ります。
一、旬の食材を生かす、料理は工夫である
旬の食材は、とっても味が濃く、美味しくて栄養価が高いのです。
だから、化学調味料の使用を避け、食材の本来の味を生かす料理を心掛けます。
実家の場合、毎日作る料理の主な食材は、畑で採れる旬の野菜なので、夏なんて、採っても採ってもナスやキュウリ、トマトが成るので、これらをいかに料理するかということで頭を悩ますのですが、この創作がすごく楽しいのです。たとえ、畑が近くになくても、今では新鮮な野菜がスーパーで手に入りますので、自分で見極める力を学んでください。
このセンスを鍛えれば、誰でもおいしいごはんを作れるようになると思うくらいです。
一、経験なしでは上手くは作れない
料理をしながら、数え切れないほど手を切りましたし、やけどもしました。包丁で爪をザクッと切って、半分取れそうになったこともありました。失敗なんて当たり前、その中からいろんな発見もありました。これらがすべて経験となりました。母の口癖「作ってみないと上手くはならない」。
一、五感で料理をする
食材を入れるタイミングや処理方法も、母に教わりながら覚えました。
料理をするときは、五感をフル活用させること。味覚、視覚、嗅覚、聴覚、触覚を使って感覚で覚えていくのです。そう考えると、料理は芸術とも言えますね。
彩り・盛り付け・器もとっても重要な要素です。
これらのことは、実家の台所で学んだことです。
私は料理が上手でも、得意なわけでもありません。
でも、料理教室に通おうなんて思ったことは一度もありません。
レシピ通りに作っても、誰でもおいしいものが作れるとは思いません。
私は、いままで経験してきた感覚で料理をします。
私の得意分野「創作・即興・アドリブ」で。
つまり、適当です。(笑)
だから、一度作った料理は、全く同じものは二度と作れません。
次はもっとおいしい料理を作りたいと思って作るのですから。
おいしい料理を作れるようになるには、とにかく何度も作ってみることだと思います。
自分や家族の健康のため、喜んでもらうために、良い食材を選び、調味料にもこだわってみてください。
料理を感覚で楽しむことが出来るようになったとき、きっと“おいしいもの”が作り出されるはずです。
余談)
昨夜、ナインティナインの岡村さんと結婚する夢を見ました。。。
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すばらしい歌声有難う御座いました!!
PCにメールさせて頂きました!
今後ともよろしくです~
お言葉に甘えて歌わせていただきました~。
次回はぜひライブにお越しください♪