歌うことが好き。踊ることが好き。料理を作るのも食べるのも好き。 松浦理恵official blog
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今日(日付けが変わってしまったので正式には昨日)も気持ちのよい秋晴れとなりましたね。
食欲の秋真っ盛りな私。
今日は、某知人が「本当は誰にも教えたくない!」と絶賛しているお店へ、ちょっぴり遠出ランチしてきました。
そして、早速紹介。
武蔵新城駅から徒歩3分程のところにある「Trattoria GHI-HEI」。
お店に入るとステキなシェフ(写真の方です)が笑顔で迎えてくれました。
導かれるように迷わずカウンター席へ。(笑)
このシェフのプロフィールを見ると、調理師専門学校の講師を経て、渡伊。
シェフを経験し帰国後、昨年お店をオープンしたとのこと。
私と歳がそんなに変わらないのに、とても落ち着いている方でした。
お料理も迷わず、シェフのおまかせコースを注文。
とても美味しかったので、口コミ風に書いちゃいます!
まずは、大根のクリームスープ。
冬がもうすぐそこまで来ているのを感じました。
口の中に入れると、ほのかに大根の甘みと香り広がりました。
続いて前菜。
パルマ産生ハム、いわしのマリネ、パンチェッタとポルチーニのキッシュ、牡蠣のグリルオリーブオイルがけ。
生ハムは、ちょうどカウンターの目の前に置いてあり、削ぎ落としてくれたのですが、その大きさ・量は、前菜とは思えないほどでした。
その後、自家製フォカッチャ登場。オリーブオイルがとても香り高く美味しいです。
そしてパスタは、
「イタリア産ポルチーニ茸のクリームソース」と「ナスとタコのラグーソース」を堪能。
食べている間、五感が冴えました。
濃厚なポルチーニの味と香り。
タコにぜんぜん負けていないしっかりとしたナスの存在感にも驚きました。
多摩区生田の生産者のみなさま、ありがとうございます!(お店HP参照)
最後はドルチェをコーヒーと共に。
洋酒のきいたケーキ(名前忘れた・・・)、ティラミス、フルーツ(いちじく・巨峰・オレンジ)が、
四角いプレートにおしゃれに並んでました。
で、肝心な料理の写真はといいますと、
目の前に出てくる料理に夢中で、一枚も撮ってません。。。
ごめんなさい。
でも、食べ終わった後にシェフと話をしていて、
先日入ってきて残り1本になってしまったという生ポルチーニ茸を見せてくれたので、
これはバッチリ写真におさめました!
うまく撮れてませんが、迫力ありました!
ちなみに、シェフの写真の手前にもぼんやり映っています。
料理はもちろん美味しかったのですが、何より、シェフやスタッフの姿勢にとても好感が持てました。
ちょっと遠くても、また行きたいと思えるお店です。
Trattoria GHI-HEI
川崎市中原区新城3-13-1
Tel/Fax 044-755-2647
営業時間:
ランチ 11:30~15:00
ディナー 17:30~22:00
定休日:水曜日
街路もビルも、まるごと洗車機に入っちゃったみたいな感じでしたね。
日中は、空き缶やビニール袋が飛ぶや舞うや。。。
昨日今日と、秋本番!を感じたのは私だけではないと思います。
まだ緑色のイチョウの葉が強風で落ちて足元いっぱいに広がっていたり、キンモクセイの香りが身体に沁みつくくらい漂っていたり。
秋は、2番目に好きな季節です。(1番はウララカな春)
実家にいた頃は、意識しなくても、自然や行事、食卓から季節の色が溢れていました。
今は、すごく意識して生活してます。五感をフル回転させてますよ。
さて、話は変わります。
今月3日から9日に掛けて、ブラジル映画祭2009が渋谷シアターTSUTAYAで開催されておりました。
いくつか作品をチェックしていたにも関わらず、なかなか足が運べず・・・
一昨日「ペルティフィカンド~僕の中にあるブラジル音楽を辿る旅~」を観ることができました。
この作品は、日本人でありながらブラジル音楽に魅せられた人々を取材し、7弦ギタリストの阿部浩二さんがブラジルを旅して様々な現地ミュージシャンと対話するというドキュメンタリー。
会場に阿部さんご本人もいらっしゃって、「どこかで会ってる人だな~」と思っていたら、映画を観ている途中に思い出しました。2.3年前に、四谷のサッシペレレでのライブ(ブラジル人シンガーヴィウマさんの歌伴)演奏を聴いていました。(って、私のもやもやがスッキリした瞬間!なんてどうでもいいですね。)
映画は、プライベート感がありましたが、とてもラフで入り辛い感じは一切受けない、濃い凝縮された内容でした。批評はできないので書きませんが、なんというか、私もブラジル音楽は好んで聴くし、そのどんなことに惹かれたのかって聞かれた場合、なんて応えるかって映画を観ながらちょっと考えてみましたが、たぶん、感じていることや惹かれていることには、共通点があります。
出演者のインタビューを通して感じたことは、皆自分達の伝統の感覚は忘れることなく、自分が刺激を受けて吸収した音楽が、それぞれの身体の中で発酵していて、そこからアイデンティティが生まれていました。
作品の中で、「ブラジル音楽とは?」とドラマーの福和誠司さんが質問されて、しばし考え、出てきた言葉。観ていた誰しもが、その通り!って思える答えでした。
そして、今回とても新鮮に映ったことは、ショーロミュージシャンは、ジャズミュージシャンよりもっともっと自由で、開放的でした。すごくVividな生命力を感じました。
さて、13日のライブ。
Vividにお送りしますよ~!!
(きっと届かないお願い★)
Itibereさん×阿部さん×フィドルの子のセッション、すばらしかった♪
ぜひFamiliaの皆さん、日本に来てください。
台風が近づいてますね。
明日の午前中に本州上陸の恐れだそうです。
念のため、ベランダにあるハーブや植木を避難させました。。。
昨日は、歌友である西川珠香子さんのライブが六本木BOSTON DREAMSであり、足を運びました。
<出演者>
西川珠香子(vo) 杉山美樹(p) 岡戸大(perc)
彼女とは、数年前に渋谷の某ジャズバーで共演したことがきっかけで知り合いました。
選曲も幅広く、何より、歌をとってもとっても大切にしなやかに歌います。
ゴスペルを歌っていることもあり、フレージングもユニークです。
昨夜はピアノとパーカションの編成で、雨の降る静かな夜を意識したのか、全体的にしっとりとしたステージを魅せてくれました。
杉山さんのピアノは、やさしくも強くもあり、歌い手の気持ちを受け止めて音につなぐ演奏でした。
パーカッションの岡戸さん。歌い手に何も言われなくても(笑)、息がぴったり☆(この理由はご本人に聞いてみください。)ジャンベのリズム、心地良かったです。ウィンドチャイムのバーが揺れてからおさまってく動きにとりこになって、じーっと眺めてました。
昨日特に印象的だったのは、日本の歌「紅葉(もみじ)」を、彼女がアレンジした譜面で英語と日本語の歌詞で歌いました。懐かしく、何気なく口ずさめる歌・・・聴きながら、何か忘れかけていたものを思い起こさせてくれるような感覚になり、胸がいっぱいになりました。日本の歌、日本語の響き、その心を大切に伝えていくことも、私たち歌い手の役目だなと、改めて気付かせてくれました。
紅葉(もみじ) ~1911(明治44)年『尋常小学校唱歌(ニ)』に発表された唱歌~
作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一
秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)
溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)
彼女の歌を聴いて、昨日もやさしい気持ちになりました。
まさに“MIKAKO Song Therapy !!” (勝手に作りました・・・)
■昨日の記事の補足
地味に始めたブログを読んでいただいている皆様、ありがとうございます。
昨日の記事を読んだ友達から、文中の「でも、」が気になる!とメールいただきまして、
しっかり読んでいただいてることに感謝しつつ、わかりづらい文章を補足したいと思います。
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天井を見上げると・・・
でも、アイスクリームを選びました。
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天井は、自然光が入る吹き抜けのガラス窓になっていて、
見上げたら、空にも噴水があるように映りました。
わらべうたの「ほたるこい」が空の噴水から聴こえてくるような気がしましたが、
私は、そこでもなく、地上の噴水でもなく、アイスクリームの屋台に飛び込んだ!
ということでした。
伝えるということはむずかしいですね。
いろんな見え方、捉え方が出来ますし。
精進します。